職員一人ひとりが金融のプロフェッショナルとしてお客様から信頼され、お客様のお悩みや課題に対して最適な解決策のご提案が行えるよう、さまざまな教育や仕組みづくりを行っています。

『営業ノルマの廃止』

当金庫にとってではなく、お客様にとって最善のご提案を行える「真のお客様本位」を実践するため、2020年7月、職員に対する営業ノルマを完全廃止しました。実績や業績ではなく、お客様のお役に立ったエピソード、お客様からの感謝など、数値化できない成果を評価する制度へと見直すことで、お客様へのサービス向上と、職員の働きがいにつなげています。

『社内公募制度』

職員が自らのスキルを活かしたり、思い描くキャリアに必要な知識を身に付けたりすることを目的に、部署異動や職務変更を希望することができる制度「社内公募制度」を設けています。自ら希望した職務に就くことで、高いモチベーションを維持しながら専門性を高めていくことができます。

『グループ内自由異動制度』

同じ地域グループ内の支店間での人事異動を、本人の希望と現場の判断で自由に可能とした制度です。各店舗の異なる地域特性や多様な職務を経験することで、職員のスキルアップとコミュニケーション活性化につなげます。

『トレード研修』

また、「トレード研修」では地域グループや店舗・本部の垣根をこえて一時的に人材をトレードします。これにより、本人のスキルアップはもちろん、双方の店舗・部署に新たな視点がもたらされることで、業務の改善につなげることができます。

『マイスター制度』

特定の分野に精通した職員に「マイスター」の称号を与え、他の職員への指導役として位置付けます。そして、意欲的な職員が各マイスターの「弟子」となってOJTを受けることにより、個人が持つ知識やスキルを組織で共有することにつなげます。「補助金マイスター」「事業承継マイスター」「住宅ローンマイスター」など、様々なマイスターが活躍しています。

『キャリアパス20’s』

入社2年目から5年目の若手職員が、希望するキャリアコースを選択できる制度です。30歳までの間はコースに沿った人事異動や職務変更とすることで、計画的にスキルを磨くことができます。若いうちから地域やお客様の役に立つ経験を数多く積み上げ、早期から自らのライフワーク・生きがいを模索できる制度です。

『目利きスタジアム』

「チャレンジャー」となった職員が自らの得意とする業界やトレンドの研究成果を発表し、「オーディエンス」の投票により「鉄人」(優勝者)を決める大会形式の研修です。発表を通じて、チャレンジャー、オーディエンスの双方が研究テーマに対する知見を深め、業務に必要な目利き力を養っています。

『「しあわせづくり」ロールプレイング発表会』

年に一度、お客様のしあわせづくりサポート力の向上を目指して、接客姿勢と提案力を披露するロールプレイングの場を設けています。職員が普段の接客の様子を発表し、それを見た他の職員も含め全員で更なる接客技術の向上を目指します。

『青年重役会制度』

若い世代の職員が経営者の目線で当金庫の現状と将来について真剣に考え、斬新な発想や感性で金庫の経営に大きな改革をもたらすこと、次世代を担う人材を育成することを目的とした制度です。約半年間の任期の最後には、翌年度以降の事業計画について、経営層へ直接プレゼンテーションを行います。

『スキルアップサポート体制』

職員自らが向上心を持って成長できるように、業務知識や幅広い見識を身に付けるためのサポート体制を整備しています。研修動画の配信や資格取得の補助、産休育休中の職員でも自宅から閲覧できる情報共有ツールの導入などを通じて、自発的に学ぶ職員をサポートします。

『LPA弟子入り制度』

お客様一人ひとりのライフプランに基づいたお金の使い方をご提案する専門職員「ライフプランアドバイザー」(LPA)に対して、支店の職員が「弟子入り」できる制度です。これを通じて、支店におけるお客様への様々なご提案の中でライフプランの大切さや考え方をお伝えできる職員を養成します。

『スキルアップスクール「寺子屋」』

現場経験の豊富な職員が講師となって、参加職員自らがリクエストしたテーマについて指導を行う、短期集中型の研修プログラムです。事務スキルの全社的な向上を目的として開催しています。