刻一刻と変化する社会においては、「金融のプロ」であることと同時に、「金融機関の枠にとらわれない人材」であることが求められます。当金庫ではさまざまな教育・研修制度によって、個性的(ユニーク)で、多種多様なお客様の課題に対応できる人材を育成しています。

『取引先企業派遣研修』

職員が約1ヶ月間、当金庫お取引先の製造業企業、ソーシャルビジネス企業などで信用金庫では経験できない業務に従事する研修制度です。異業種・異分野の仕事や、企業経営を経験することで、よりお客様目線に立ったご提案ができる人材を育成します。

『研修生派遣・出向』

若手からベテランまで幅広い職員が、行政・支援機関、ベンチャー企業など、様々な団体・企業へ派遣・出向しています。これまでの実績には「京都産業21」「京都知恵産業創造の森」「京都高度技術研究所(ASTEM)」「京都府事業承継・引継ぎ支援センター」「経済産業省」「環境省」などがあり、それぞれの職員が派遣・出向先で得た知見を金庫内で共有し、全社的なレベルアップに貢献しています。

『ヤングアドベンチャー』

職員が枠にとらわれずに自由にテーマを設定し、自ら計画・実行する研修制度で、課題解決力や人間的魅力を高めることを目的としています。最長1ヶ月の期間を設定することができ、20日間米国の主要都市巡りを行った職員もいます。研修にかかる費用は当金庫が全額負担します。

『他流試合サポート制度』

職員が幅広い知見を得て、お客様の多様な課題に対して解決策をご提案できるようになるためには、金融機関という狭い枠組みにとどまらず「外海を知る」ことが大切です。これを推奨するため、社外のイベント、セミナー・勉強会等の「他流試合」に参加するための費用を補助する制度を設け、そのための時間有給休暇の取得も推奨しています。

『龍谷大学連携講座』

龍谷大学政策学部において、学生に地域の中小企業の魅力を知ってもらうとともに、「地域や事業の持続性を高める」ことを考える機会として連携講座を開講しています。 社会課題解決や学生との学びの場づくりに興味のある金庫職員が、学生への講義を行ったり、学生とともにグループディスカッションに参加したりしています。

『フューチャーセッションプロジェクト』

金庫職員を対象としたプログラムで、職員自身が固定概念から脱却し、答えのない問いに「アイデア」と「アクション」をもたらす方法を実践的に学ぶ機会を提供しています。金庫内外の多様で異質な人たちとの交流の中で、個人の心情や行動力の変化を期待し、未来の地域金融を担うリーダーとなる職員の育成を目的としています。

『ボランティア休暇』

業務以外の部分でも地域・社会に対して貢献したいという職員の声を受けて設立した制度です。職員の「地元や地域の役に立ちたい」という想いを後押しするため、ボランティアへの参加に特別休暇を付与します。

『ユニークな入社式』

「入社式は正装でトップの話を静かに聞く」。一般的にそのようなイメージを持たれるのではないでしょうか。当金庫では、入社式でも「十人十色」を大切に自由な服装での参加を推奨しています。役員と新入職員の互いの自己紹介から始まり、レクリエーションで交流を深めるなど、新入職員にリラックスして社会人としてのスタートを迎えてもらうための、フラットな社風を体現した入社式となっています。