地域の仕事に触れて

このまちをもっと好きになる!

地域の「人」と「企業」をリンクする「FACT-LINK 夏休み自由研究フェス2026」

京都市の南、山城地域に位置する「久御山町」は、大阪府、京都市中心部へのアクセスの良さなどを背景として工業地域が発展し、「モノづくりの街」「製造業の街」として知られています。

今回は、そんなモノづくりを中心とした地元企業の魅力を地域に発信するために、当金庫の久御山支店と地元自治体・企業が連携して開催した「FACT-LINK 夏休み自由研究フェス2026」についてご紹介します。

地域企業のことをもっと知ってほしい!

「モノづくりの街」として知られ、地元経済を支える、魅力的な企業が多く所在する久御山町ですが、当金庫久御山支店の職員たちはある地域課題を感じていました。

それは、「こんなにも魅力的な企業が多くあるのに、地域住民の方にはその存在があまり知られていない」ということ。

そんな地域課題を解決しようと2024年にスタートしたのが、久御山町の企業の「働く現場」に地域住民の皆さまを迎え、「見学」や「体験」を通じて企業をより身近に感じていただくためのオープンファクトリーイベント「FACT-LINK」(ファクトリンク)プロジェクトです。

当初、久御山支店と地元企業4社、そして久御山町の計6者でスタートしたこのプロジェクトは、2025年に開催した「FACT-LINK KUMIYAMA」では12者(11の企業と久御山町)に拡大しました。

そして今回ご紹介する「FACT-LINK 夏休み自由研究フェス2026」では20の企業でのオープンファクトリーが実現し、久御山町は運営・集客の面で企画を力強くサポート。そのコミュニティは年々拡大し続けています。

▲12の「働く現場」がオープンになった、2025年のFACT-LINKのダイジェストムービー

「人」と「企業」をリンクする

3回目の「FACT-LINK」となる2026年開催のテーマは、「夏休み自由研究フェス」。
夏休み中の子ども達に地域の産業に触れてほしいという想いから、昨年に引き続き8月開催としました。

参加企業の20社はモノづくり企業をはじめ、カフェ、和菓子店、看護施設、農業など多種多様で、昨年を大幅に上回る80名以上の方が地域企業の「仕事」に触れられました。

今回は、参加者の皆さまの関心のある分野だけでなく、幅広い地域企業に興味を持っていただきたいという想いから、参加申込に抽選を導入。
惜しくも第一希望の企業には訪問できなかった参加者も「偶然の出会い」を楽しんでおられる様子でした。

参加者のなかには「昨年参加して、子どもがとても喜んでいたので、今年も絶対参加しようと思っていました。どの会社に行こうかと悩みながら選びました!」というリピーターの方もおられ、この取組が少しずつ地域に浸透していることを感じられる一日となりました。

「企業」と「企業」もリンクする

イベント終了後には、久御山町が運営する「まちの駅 クロスピアくみやま」にて、参加者や企業の交流会が行われました。
会場では各企業でのオープンファクトリーの様子をおさめた写真のスライドショーが上映され、「お母さん見て!僕が映ってるよ!」と喜ぶ子ども達の姿も。

また会場には参加企業の製品のサンプルなどが展示され、自慢の技術の数々に、企業の担当者同士の会話も弾みます。

京信が中心となって運営するものではなく、地域の企業が結びつき、自主的に運営されるコミュニティであることを目指している「FACT-LINK」。
交流会で参加企業同士が自然に交流する様子には、そんなFACT-LINKの目指す姿が映し出されていたのではないでしょうか。

2026年のFACT-LINKを締めくくる交流会は、ビジネスマッチングやコラボレーションなど、新たな価値が生まれることへの期待が高まる場となりました。

コミュニティ・バンク京信では、営業地区を10のエリアに分類し、各エリアがその地域特性に合わせて自律的な営業活動を行う「エリア自治」の体制をとっており、「FACT-LINK」もそのような「自律的活動」の一つです。

私たちはこの営業体制のもと、地域が持つ強みや資源を活かして、地域住民や企業の皆さまとともに「地域課題の解決」や「ゆたかな地域づくり」に取り組んでまいります。

▲「FACT-LINK 夏休み自由研究フェス2026」ダイジェストムービー


参加企業の声

有限会社 寺井左官工業
中村 千加さま(写真左奥)

子ども達だけでなく、保護者さまにも左官業の魅力を感じていただけたと実感しています。同様に企業同士の魅力を知ることのできる貴重な時間で、参加して良かったです!

京信さんにはこのイベントを通じて、地域密着型の新しい金融機関の姿を見せていただいていると思っています。

弊社も創業65年を迎えました。これからも地域の皆さまに寄り添って、暮らしを彩っていきたいと思います。

日新工芸株式会社
取締役/管理部 部長 吉川 伸樹さま

昨年、久御山支店さまよりお声がけいただき、ちょうど中期経営計画の中に「地域社会との感動」というものがあったため、ぜひ参加したいと即答いたしました。

全部門からプロジェクトメンバーを募り、特に組立体験ということで、生産現場のパート社員に活躍いただきました。どうやったら子ども達に喜んでもらえるか意見を出し合い準備しました。

おかげさまで昨年・今年と満席のご応募をいただき、子ども達の笑顔に社員一同参加して良かったと感動をいただきました。

これからも地域の皆さまに恩返しできるよう取り組んでいきたいと思います。

プラスコート株式会社
代表取締役社長 安田 知穂さま

「FACT-LINK KUMIYAMA」を始めて3年目となりますが、毎年うれしく感じるのは意外にも“塗装”に興味をもってくださり、たくさんの方に参加いただけることです。

また、当日の運営や準備にも弊社のスタッフが率先して動いてくれており、社員自身も楽しんで参加してくれていることを実感しています。
通常の業務とは違うため、社員からは「疲れたー」という声も聞こえますが、笑顔で話している姿を見るとよい疲労感なのだと感じます。

一方で、塗装後の乾燥待ちの時間など、特に小さなお子さんが退屈してしまう場面もあり、反省点として、来年はさらに楽しんでいただけるイベントにしていきたいと思います。

オークラ産業 株式会社
代表取締役社長 山田 千彰さま

弊社は産業機械の部品加工をしておりますので、子ども達が機械を触って危なくないだろうかということが、最初の不安でした。

ですが実際は、子ども達は説明に沿って安全に作業を進めてくれただけでなく、キラキラした笑顔で楽しい!と言ってくれました。子ども達の姿に大人が刺激をもらいました。

2年目の今年は、携わる社員を増やしました。
子どもから大人の方まで、弊社の仕事を知ってもらえる喜びはもちろんのこと、社員にとっても日頃は製品を作るだけが仕事ですが、こうした機会をいただき、地域貢献ひいては社会貢献している充実感を味わってもらえることも嬉しく感じています。

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