2022年も

素敵なカレンダーができました

学生と企業が、共に学び価値を作り上げる 卓上カレンダーの製作

当金庫は2014年より、京都市立芸術大学、京都精華大学、京都芸術大学、京都嵯峨芸術大学、成安造形大学の地元芸術系5大学と連携し、産学連携の一環として、卓上カレンダーを制作しています。

2022年は「四季を感じさせる地域の色彩」をテーマに、嵯峨美術大学の日本画領域の学生の皆様に作品を提供していただきました。学生の皆様は、コロナ禍の影響で対面での打ち合わせや作品のモチーフとなる場所に行くことが制限されている中、少ない情報を頼りに素敵な作品を製作してくださいました。当金庫の担当職員は大学様と印刷会社様との三者で、学生の皆様の原画を忠実に再現できるように完成期限ギリギリまで色彩の調整を行いました。

でき上がった卓上カレンダーを大学様にお渡しした際、担当教員の方より「学生たちは授業では体験できないことを経験した。外部から一つのテーマが設定されている中で、作品を作り上げるのはとても大変だったが学生たちの良い経験になっている。」とお言葉をいただきました。学生の皆様は「印刷されることも考慮して色使いにとても慎重になれた、良い勉強になりました。」と、今後の製作につながる学びになったことを話してくれました。我々も、日本画の色使いや原画を印刷で忠実に再現することの難しさを知る機会となりました。

卓上カレンダーの原画は、1月1日から1月31日まで本店一階のロビーに展示され、訪れた多くのお客様にご覧いただきました。芸術大学の学生の作品を広く知っていただくきっかけとなったならば幸いです。

産学連携 その他の事例 PROJECTO METHOD