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コミュニティ・バンク京信が応援!

第11回 京信・地域の起業家アワード

当金庫では地域金融機関として、地域経済の活性化や社会課題の解決に向けて、新たに起業される方々を応援しています。

「京信・地域の起業家アワード」は、事業の独自性・収益性・成長性・社会性の観点から特に優れた企業を顕彰するビジネスコンテストです。当金庫は、このような起業家支援の取組を通じ、地域活性化や地域経済の持続的発展への貢献を目指して、2013年から毎年開催しています。
2023年度に開催した「第11回 京信・地域の起業家アワード」では、1次選考2次選考を通過した11社の事業者さまが優秀賞受賞者に選出されました!

▲「第11回 京信・地域の起業家アワード」開会式の模様


優秀賞受賞の11社

株式会社 AutoPhagyGO(大阪府吹田市)|オートファジー活性測定とオートファジー活性亢進作用のある素材開発

株式会社 OPTMASS(京都府宇治市)|熱線発電窓ガラスの開発・販売

おむすびスタンド むすんで、にぎって。(大阪府八尾市)|コミュニティナースが営むおむすび屋

認定NPO法人 CLACK(大阪府大阪市)|高校生を対象とした完全無料のプログラミング学習支援

株式会社 Sunda Technology Global(京都市中京区)|プリペイド式の従量課金型自動井戸料金回収システムの製造・販売

DeepForest Technologies 株式会社(京都市左京区)|ドローンを活用した森林計測と森林開発ソフトフウェアの開発・販売

Patentix 株式会社(滋賀県草津市)|新規次世代半導体(Geo2半導体)の製造・販売

BABY JOB 株式会社(大阪府大阪市)|保育施設向けおむつサブスクリプションサービスの提供

株式会社 ベホマル(滋賀県草津市)|CO2吸脱着プラスチックの開発・販売

Rehabilitation3.0 株式会社(大阪府大阪市)|睡眠情報から運動能力や認知能力を推定するシステムの開発・販売

株式会社 レナートサイエンス(京都市左京区)|人工脂肪を活用した乳房再建

プレゼンテーションで、事業への熱い想いを伝える

3月13日、選ばれた11社の優秀賞受賞者によるプレゼンテーション大会と表彰式を開催。
優秀賞を受賞された皆さまは、会場の拍手に包まれながら堂々とレッドカーペットを歩き、壇上でプレゼンテーションを行いました。

会場やオンライン視聴で集まった大勢のオーディエンスを前に、持ち時間の7分間の中で自社の事業内容について、これまでの成果や今後の計画など、事業に対する熱い想いが伝えられました。

素晴らしい事業内容とハイレベルなプレゼンテーションに会場は熱気に包まれました。

そして、全11社によるプレゼンテーション終了後、会場のオーディエンスによる投票と、有識者で組織された審査員によって、「最優秀賞」を選出。
厳正なる投票と審査の結果、「第11回京信・地域の起業家アワード」の最優秀受賞者は株式会社 Sunda Technology Globalさまとなりました!

▲(左)最優秀受賞者 株式会社 Sunda Technology Global 代表取締役CEO 坪井 彩さま、(右)当金庫理事長

アフリカの井戸の整備・管理体制を改善し、持続可能な水環境を構築する

株式会社 Sunda Technology Globalさまは、ものづくりを通じてアフリカの水資源問題を解決する事業を展開されています。

井戸の整備や管理体制が未発達なアフリカ・ウガンダ農村部において、井戸を維持管理するための料金を安心・安全に収集できる従量課金型の料金自動回収システム「SUNDA」を提供。井戸用のスマートメーターとオンライン決済システムを組合せた装置を開発し、井戸の整備・管理を可能にしました。
また、アフリカで利用し続けられる装置として生産を安定させるため、京都のものづくり企業が集まる「京都試作ネット」と現地エンジニアとで協力し、量産モデルの開発を進めています。さらに、日本の技術をアフリカの技術者に伝授することで、地元住民の力で水環境を維持し続ける社会の仕組みづくりにも貢献しておられます。

▲一家族ごとに配布される青色のタグを井戸に設置したスマートメーターに挿すと認証され、使用量分がモバイル決裁される仕組み
▲株式会社 Sunda Technology Globalの現地メンバーの皆さま

株式会社 Sunda Technology Globalさまにご興味を持たれた方は、ぜひ下記もご覧ください。
同社 ホームページ:https://www.sundaglobal.com/

当金庫は今後も、地域の未来をより輝かしいものにしていく起業家の皆さまを応援してまいります。

▲優秀賞受賞者の皆さま


お客さまの声

株式会社 Sunda Technology Global
代表取締役CEO 坪井 彩 さま

アフリカの課題を解決しようと、私も現地のメンバーも人生をかけて、取り組んでいます。そんな私たちの取組に共感いただけたことをとても嬉しく思います。

今後、この装置をウガンダだけではなく、同じ課題を抱えている他の地域でも活用していけるように、装置の量産化を目指して京都試作ネットさんと試行錯誤し、今後も多くの人が安全な水にアクセスできる環境をどんどん広げていきたいです。

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