起業マインド溢れる中小企業の皆さまを

コミュニティ・バンク京信が応援!

第12回 京信・地域の起業家アワード

当金庫では地域金融機関として、地域経済の活性化や社会課題の解決に向けて、新たに起業される方々を応援しています。

「京信・地域の起業家アワード」は、事業の独自性・収益性・成長性・社会性の観点から特に優れた企業を顕彰するビジネスコンテストです。当金庫は、このような起業家支援の取組を通じ、地域活性化や地域経済の持続的発展への貢献を目指して、2013年から毎年開催しています。
2024年度に開催した「第12回 京信・地域の起業家アワード」では、1次選考2次選考を通過した11社の事業者さまが優秀賞受賞者に選出されました!

▲「第12回 京信・地域の起業家アワード」開会式の模様


優秀賞受賞の11社 (敬称略・発表順)

Curelabo 株式会社/植物残渣を活用した和紙糸・生地・衣料品の開発、製造及び販売

株式会社 CyberomiX/先端ゲノミクス技術を基盤にした種々の疾患に対する医薬品及び新規診断方法の開発

株式会社 GramEye/感染症の菌種推定法「グラム染色」の自動化AI機器の開発

株式会社 ayumo/歩行困難者の原疾患を早期スクリーニング可能な疾患診断支援機器の開発

株式会社 Interbeing/仏教僧によるメンタルヘルスケアを中心とした「法人向け産業僧対話事業」の運営

株式会社 FingerVision/あたかも人のように手のひらの感覚を使って物体を扱う世界最先端ロボットの実装

オオサカポテト/休耕地を活用し地域一丸で作る大特産品「夢シルク」開発プロジェクト

株式会社 抹茶ツーリズム/MATCHAを五感で堪能できるインバウンド体験ツーリズムの提供

株式会社 With Midwife/PHRを活用し、従業員のSOSを早期にキャッチするサービス「The CARE」の開発・設計・運用

AC Biode 株式会社/廃プラや有機廃棄物を200℃でモノマーや水素に分解する触媒の開発

株式会社 Guardian/生徒SOSコミュニケーション支援システム「kimino micata」の開発

事業への熱い想いを、伝える

2025年2月21日、選ばれた11社の優秀賞受賞者によるプレゼンテーションと表彰式を開催。優秀賞を受賞した皆さまは、会場で巻き起こる拍手に包まれながらレッドカーペットを歩き、これまでの成果と今後のビジョンついて熱く語られました。

素晴らしい事業内容とハイレベルなプレゼンテーションで会場は終始、活気にあふれていました。

そして、全11社によるプレゼンテーション終了後、会場のオーディエンスによる投票と、有識者で組織された審査員によって、「最優秀賞」を選出。
厳正なる投票と審査の結果、「第12回京信・地域の起業家アワード」の最優秀受賞者は、株式会社 Finger Visionさまとなりました!

▲(左)最優秀受賞者 株式会社 FingerVision 代表取締役 濃野 友紀さま、(右)当金庫 理事長

人とロボットの可能性を広げ社会システムをアップデートする

株式会社 FingerVisionさまは、同社独自で開発された「視触覚センサ」の技術によって様々なモノ・形を掴めるロボットアームを開発している会社です。

小型カメラと透明で柔らかい皮膚のような素材で構成される視触覚センサは、汎用ロボットシステムと組み合わせることで柔らかい物や壊れやすい物を掴むことができ、従来のロボットではできなかった作業の幅を広げることが可能となりました。

同社のセンサをロボットアームに導入することで製造現場での生産性向上と人手不足の解消を目指しておられます。

▲視触覚センサの技術を用いたロボットハンド
▲実際の製造現場で導入されている様子

株式会社 FingerVisionさまにご興味を持たれた方は、ぜひ下記もご覧ください。
同社 ホームページ:fingervision.jp

当金庫は今後も、地域に貢献する起業家の皆さまを応援してまいります。

▲優秀賞受賞者の皆さま


お客さまの声

株式会社 FingerVision
代表取締役 濃野 友紀 さま

自社独自で開発した「視触覚センサ」をロボットアームに導入し、製造現場での生産性向上と人手不足の解消を目指しています。そんな私たちの事業の取組について共感していただけたことに大変嬉しく思うとともに、京都の発展により一層貢献していきたいと強く想いました。

今後は京都発の技術で「京都×テクノロジー」、「京都×ロボット」として世界中にインパクトを与えられる企業へ成長していきたいです。

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