新しく起業する中小企業の皆さまを

京都信用金庫が応援!

第10回 京信・地域の起業家アワード

当金庫は地域金融機関として、地域経済の活性化や社会課題の解決に向け、リスクを取って新たに起業される方々を応援するために、「京信・地域の起業家アワード」を開催しています。
このアワードは、創業5年以内の起業マインド、事業の独創性・収益性・成長性・社会性に優れた中小企業さまを対象として、1次選考2次選考を通過した10社が自社のご事業についてオーディエンスの前でプレゼンテーションを行い、特に優れた事業を顕彰するものです。

2013年から始めたこのイベントは、起業家を応援する当金庫を代表するイベントの一つとなっています。

第10回目の開催となる今回は、67社の応募をいただき、本イベント実行委員会の審査により優秀賞を10社選定しました。

優秀賞受賞の10社

・Almaprism 合同会社(京都市下京区)

株式会社 エーエスピー(大阪府吹田市)

株式会社 OTENTO(大阪府大阪市)

株式会社 クロスエッジラボ(滋賀県大津市)

サンリット・シードリングス 株式会社(京都市左京区)

株式会社 スクリエ(京都市左京区)

バイオアクセル 株式会社(京都市西京区)

株式会社 Halu(京都市北区)

Flora 株式会社(京都市左京区)

ONE DROP(京都市中京区)

事業について、熱い想いを語る

2023年3月22日、当金庫本店ビルにて、「第10回 京信・地域の起業家アワード」を開催。優秀者の皆さまは、会場の拍手に包まれながら堂々とレッドカーペットを歩き、壇上で自社の事業内容についてプレゼンテーションを行いました。
7分間の発表のなかで、ご事業に対する想いを話していただき、中には、その熱い想いから涙ぐむ姿も見られ、ご事業に対する熱意がひしひしと伝わってくる時間となりました。

素晴らしい事業内容とハイレベルなプレゼンテーションで会場は熱気に包まれ、審査委員会の審議も白熱。オーディエンス投票の結果もふまえ、「第10回京信・地域の起業家アワード」の最優秀受賞者は株式会社 Haluさまに決定しました。

(左より)最優秀受賞者 株式会社 Halu 代表取締役 松本 友理さま、当金庫理事長

ものづくりを通して、障がいという垣根をなくす

株式会社Haluさまは、障がいの有無に関わらずどんな子どもでも使用できるインクルーシブ・ブランド「IKOU」を運営している会社です。
IKOUの乳幼児向けポータブルチェアは、簡単に持ち運びができ、場所に捕らわれずどんな子どもも快適に座ることができ、安心して家族やお友だちと一緒の時間を過ごせるプロダクト。
個人向けの販売だけではなく、各企業が「あらゆる子どもを歓迎する」という企業姿勢のシンボルとして導入できるよう、スポーツ施設や商業施設・飲食店等へ展開されています。
IKOUが作るプロダクトから、障がいに対する理解を広めることで社会の垣根をなくし、障がいの有無に関係なく共生できる社会を目指しておられます。

株式会社Haluさまにご興味を持たれた方は、ぜひ下記もご覧ください。
ブランド紹介ムービー:https://youtu.be/PDeqYR818uk
ポータブルチェア開発ストーリー:https://ikoudesign.com/ja/story/

当金庫は今後も、地域に貢献する起業家の皆さまを応援してまいります。

優秀賞受賞者の皆さま

お客さまの声
株式会社 Halu
代表取締役 松本 友理さま

「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」というビジョンに共感し、可能性をご評価いただいたことに、心から感謝を申し上げます。
私たちは障害を持つお子さまとその家族が抱える暮らしの課題を起点に、当事者とともに商品を企画・開発しています。
「インクルーシブ」の意味する通り、私たちの提供する商品やサービスは、障害の有無に関わらず、すべての子どもとご家族が、より自由に前向きに社会参加するためのツールとしてご利用いただけるもので、その認知や利用が広がっていくことで、障害への理解や多様性への受容がより一層促進されることも狙いとしています。
私たちの事業を通じて、すべての人が生きる喜びを感じられるような社会づくりに邁進します。

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