ネットショップを中心にお菓子とワインをペアリングした華やかな商品「ラ・ペア」の販売や、スイーツとワインのイベント・セミナー事業をされている「京都より、お菓子とワインの世界」さま。
代表の林 典子さまは、気分が沈んでいたあるときに、それまであまり一緒に食べることのなかった「お菓子」と「ワイン」を組み合わせて試してみたところ、その美味しさと見た目の華やかさに元気をもらったという体験をきっかけに、華やかで特別な「お菓子」と「ワイン」の世界を多くの方に広めたいと事業を始められました。
七条支店の高谷は、暗中模索の中、初めての事業を一人で運営されている林さまの様子を見て「何かお力になれないだろうか」と思うようになりました。今回はそんな林さまと高谷のエピソードをご紹介します。
一人で頑張る事業者を支えたい
２人の出会いは、林さまが振込のため七条支店の窓口に来店されたことから始まりました。
林さまがお越しになった際に対応した七条支店のくらしのアドバイザー 高谷は、林さまが運営する「京都より、お菓子とワインの世界」という印象的な店名に興味を持ち、ご事業のお話を伺いました。
高谷は対話を重ね、林さまの事業に関する悩みをお伺いする中で、なんとか林さまの力になりたいと考え、支店長や七条支店の他の職員に相談。そして、七条支店が一丸となって同店を応援する店内プロジェクトを立ち上げました。
七条支店で協力！応援プロジェクトの実施
プロジェクトでは、林さまからお伺いしたご事業の課題から「商品のブランディング」と「販売促進」のためのサポートを実施。新商品の試食会を開催し、商品PRのアイデアをご提供したり、 SNS・Webマーケティングのプロをご紹介し、商品の認知度UPを目指すサポートをしたりしました。
試食会を実施
販売促進に向けたご提案！QUESTIONで出店販売してみませんか？
さらに高谷は、QUESTIONチャレンジスペースでの出店も販売促進に最適だと考え、林さまにご提案。すると高谷の提案に林さまは大賛成！一緒に企画を進めていく中で、林さまと同じく地域で活躍する女性起業家にも声をかけ、多種多様なお店が集まるマルシェ形式でのイベントを開催することにしました。
こうして、誕生したのが「河原町OIKEマルシェ」です。多くの方に来場いただくために、コンセプトの検討やチラシの作成、出店者集めの補助、スケジュール調整など、七条支店全員で開催に向けてサポートしました。
女性起業家たちのチャレンジ「河原町OIKEマルシェ」
プロジェクト開始から3ヵ月の準備期間を経て、2024年3月、ついに「河原町OIKEマルシェ」を開催しました！
お菓子とワインのセット「ラ・ペア」をはじめ、和装小物やアクセサリー、バスボム作りなどの女性に人気のワークショップ体験も出店し、当日は100人以上の方が来場されました。さらに、2024年6月には第2回目を実施。1回目を上回る200人以上の来場につながりました。
QUESTION１階でのマルシェの様子
マルシェに出店した女性起業家たち
林さまをはじめ、マルシェに参加された起業家の皆さまからは「マルシェでお渡ししたチラシを持って実店舗にもお客さまが来られました」という声や「同じように挑戦する女性起業家の方々と、一緒に取り組めたことでお互いに高め合える機会になりました！」といった喜びの声をいただきました！
お客さまの声
京都より、お菓子とワインの世界
オーナー 林 典子さま
普段はECサイトでの販売がメインなので、お客さまと触れ合える機会が少なく、お客さまからのお声をとても貴重に感じています。
「河原町OIKEマルシェ」での出店は本当にありがたい機会で、改めて対面で販売することの大切さを実感できるマルシェでした。
高谷さんは本当に手厚くサポートしてくださる方で、お願いしたこと以上に色々な支援をしてくださいます。一人で事業をしていると孤独になるときがありますが、応援してくださることで気持ちの支えにもなりました。
職員の声
コミュニティ・バンク京信
高谷 由佳子
お店のWebページを検索した際に素敵な商品だと思い、来店時にお声がけしたり、近況をお聞きしたりしているうちに親しくなっていきました。
一度、林さまから実店舗を持つ夢や、事業の課題についてじっくりお伺いする機会がありました。林さまの想いを聞き、どんなサポートができるのかを考え、プロジェクトを発足しました。マルシェを開催することになった際には、何とか成功させるために、自分ができる限りのお手伝いをしました。
これからも林さまにとって、頼られる存在でいられるように、ご事業のヒントになるような情報やチャレンジの場をご提供し、ご支援し続けたいと思います。
