下鴨地域で音楽に携わる人たちが集まり、「この街を音楽でもっと盛り上げたい」という熱い想いで2019年にスタートした下鴨音楽祭。過去2回の開催を経て徐々に地域の皆さまに浸透しつつあり、第3回となる今回は地域情報誌や新聞にも取り上げられ、より一層の盛り上がりを見せました!
第3回 下鴨音楽祭は、当金庫下鴨支店をはじめ、地域の5つの事業者が共同で開催しました。
コンサートホールなどの専用会場ではなく、地域のお店や施設が会場になるのが特徴の下鴨音楽祭。今回は、楽器店、カフェ、お寺、そして当金庫下鴨支店のコミュニティホールなどの6ヵ所が会場となり、前回の5会場からさらに広がりました。
また、アマチュアからプロの演奏者の方まで誰もがステージに立つことができることも、下鴨音楽祭の大きな特徴の一つです。今回一般応募から出演された演奏者は70組を超え、前回を大きく上回りました。
音楽のジャンルもジャズ、クラシック、ボサノバ、カントリーと様々で、幅広い年齢層のオーディエンスが来場されました。
京信・下鴨支店会場で開演!
下鴨支店の会場では、トップバッターのノートルダム学院小学校の生徒によるバイオリン演奏で幕が上がりました。来場者の皆さまは美しい楽器の音色に聴き惚れ、生徒たちの一生懸命な演奏に、来場されたご家族の撮影にも力が入っていました。
また、当金庫とも音楽部繋がりで交流のある尼崎信用金庫さんの「あましん音楽部」の皆さまも一般公募で参加され、クリスマスソング等で会場を大いに盛り上げていただきました。兵庫県に本店を置く尼崎信用金庫さんのように、地域を越えたつながりが生まれるのも、この音楽祭の魅力の一つです。
様々なジャンルの音楽に触れる
次に演奏されたのは、地元で長年活動を続けられているブルーリッジ・マウンテンボーイズさま。
京都産業大学でブルーグラス研究会を立ち上げ、その後何十年もカントリー&ウェスタンライブを続けておられるグループです。ウェスタンらしい服装にもこだわった演奏で、会場を大いに盛り上げていただきました。
下鴨支店の向かいにある楽器店「月光堂」さまは、戦後間もなくギター専門店として創業され、以来70年あまり下鴨の地で音楽を広められている歴史ある楽器屋さんです。音楽教室ではギターのみにとどまらず、様々な楽器や古楽器のレッスンも行われています。
今回は、そんな音楽教室に通う生徒の皆さまが、日頃の練習の成果を発表されました。
当金庫音楽部のメンバーも演奏しました!
そして、当金庫の音楽好きの職員が集まる「京信わかばオーケストラ」のメンバーも出演。
コロナ禍で活動がままならない中ではありましたが、一人ひとりの職員がコツコツと練習した成果を披露しました。
クリスマスソングではサンタさんに扮した職員がパーカッションで登場!場内を沸かせました。
満席で入りきれない会場も!
当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、プログラムを片手に会場を渡り歩かれる方は多く、満席で入場制限をかける会場も出てくるほどでした。
第3回 下鴨音楽祭の開催を終えて、この音楽祭を地域の方々が楽しみにされていることが、ご来場の方のお顔からうかがうことができました。また、地域に暮らす皆さま、事業者の皆さまと下鴨支店との絆をさらに深めることもできました。
今後も地域の皆さまと連携し、このような心温まる交流の場を創出することで、地域の活性化とコミュニティづくりを行っていきます。
参加企業の声
月光堂楽器店・音楽教室
店主 加藤 拓雅 さま
私たちの家族は、京都信用金庫下鴨支店さんとは祖父の代からのお付き合いです。店舗の修繕やコロナ禍で大変な時期には、いつも支援いただき感謝の気持ちでいっぱいです。
その上、下鴨音楽祭への参加を支店長さんからお誘いいただいたことは、忘れられません。地域の文化活動をサポートしたいという姿勢は、とても心強かったです。
下鴨音楽祭では、メイン会場となり、また毎月の会議や裏方にも率先して協力してくださいました。
音楽祭の開催を通じて私たちは、今まで知らなかった地域の方々と音楽でつながり、地域の絆が強まったことを感じています。私の娘も、会場で出会ったタップダンスに夢中になっているんですよ。
京都信用金庫さんの活動は、地域社会に貢献されている素晴らしいものです。これからも、地域の発展に向けて一緒によろしくお願いします!