新商品への

想いをかたちに

新商品が生まれたビジネスマッチング

新商品への想い

紙加工品の製造・販売業を営まれる株式会社 田野製袋所様は、京都市中京区に所在する新選組ゆかりの歴史的建造物『旧前川邸』に事務所を構える、大正12年創業の老舗企業。
社長の田野様は、新選組の魅力をより多くの人に伝えるべく、本業の傍らで新選組グッズの取扱も行われています。

そんな田野社長の希望は、「来訪者のお土産として新選組の羽織を取り扱いたい!」というもの。しかし、羽織の製造を委託できる業者とのつながりがないことに悩む日々が続いていました。

ビジネスマッチングを提案

そこで営業担当の朱雀支店・杉崎は、ビジネスマッチングを提案。さっそく田野社長のご了解のもとで、社内ネットワーク上の「ビジネスマッチング掲示板システム」に、羽織の製造を受託できる事業者の紹介依頼を投稿しました。

この投稿を見た円町支店の旗谷は、自らが担当しており、法被や半纏の製造を手掛ける株式会社加藤健旗店様にこのマッチング依頼をご紹介。「田野社長の希望をより忠実に表現するなら、羽織ではなく『半纏(はんてん)』にしてはどうか」との提案をいただき、掲示板への返信を行いました。杉崎の投稿から丸一日にも満たないスピード返信でした。

打ち合わせの末、半纏が完成

その後、杉崎・旗谷も同席のもとで両社を引き合わせ、商談がスタートします。加藤健旗店様の製品のクオリティを目の当たりにした田野製袋所・田野社長は「当初は既製品でもよいと考えていたが、ぜひオーダーメイドをお願いしたい」と即決。その後の数回の打ち合わせを経て、新商品のブラッシュアップが行われました。

このようにして完成した半纏は、新選組羽織の袖章の実物から忠実に再現した「誠」の文字が刻まれ、田野社長にとっても満足のいく出来栄えとなりました。また、打ち合わせの中で当初予定していなかった「前川邸タグ」も付けることとなり、ここでしか購入できない、完全オリジナルの半纏が完成しました。

忠実に再現された「誠」の字とオリジナルタグ

杉崎の「ビジネスマッチング掲示板システム」投稿から3か月で製品化に至ったこの半纏は、2022年3月より実際に販売されることが決定。次の取組として「誠」袖章のレプリカ製造に向けて打ち合わせも行われているそうです。

 


 

株式会社 田野製袋所
代表取締役 田野 一十士さま

新選組の羽織を製造していただける業者を探している中で加藤健旗店様をご紹介いただき、京信さんの紹介なので安心して商談ができました!相談してよかったです!
加藤健旗店様には、もともと依頼していた内容から急遽タグを追加したりデザインを一部変更したりしたにも関わらず、本当に親身に丁寧にご対応していただきました。最終的に思い描いていた商品ができて大変感謝しています。袖章の作成の話も前向きに進んでいます!

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