海外進出をサポート

自社の逸品を世界へ!

海外販路で新たな一歩をサポート!

近年、グローバル化の進展やアジアをはじめとする海外市場の拡大を背景に、中小企業においても海外進出のニーズが高まっています。しかし、海外進出のノウハウや人材不足、言葉の壁や習慣の違いから、進出に悩みを抱え、躊躇されている企業も多いのではないでしょうか?

当金庫では、海外展開に挑戦したい、という想いを持つお取引先企業に対して、信用金庫ならではのネットワークを活かした海外販路拡大サポートを行っています。
今回は、当金庫が行っている海外販路拡大への様々なサポートと、2025年5月に実施したシンガポールでの催事出展&現地バイヤーとの商談会プログラム「Kyoto Essence」の取組をご紹介します。

京信職員と行く海外販路開拓企画
Kyoto Essence ~京都の隠れた魅力をシンガポールへ~

アジア市場の拡大を受け、当金庫ではシンガポールでの物販と商談を組み合わせた「Kyoto Essence」を2025年5月にシンガポール伊勢丹スコッツで実施しました。当金庫はこのプログラムに参加された7社の現地販売や商談を支援しました。今回はそんな中から2社をご紹介します。

株式会社 蔵元中野商店さま

代々受け継ぐ蔵内酢酸菌の静置発酵法による製法で「お料理用から飲むお酢」まで昔ながらのお酢を幅広く展開されている蔵元中野商店 代表取締役の中野 善之さま。中野さまは海外進出に興味はあるものの、言葉の壁や人材不足からチャレンジできずにおられました。
そんな中、当金庫の海外販路担当の職員が、シンガポール市場の魅力や、催事出展のサポート体制について説明したところ、催事への参加を決断。一人では、進出が難しい海外販路に挑戦されました。

一般的に重量の問題で「ビン類」は海外販路には向かないと言われますが、今回は伊勢丹さま専属の配送業者に一括郵送していただいたお陰で無事に出展。当金庫の海外販路担当者や現地の販売スタッフがサポートし、言語の壁を取り払いました。現地では想像以上に消費者や海外バイヤーからの反応が良く、高級商品は即日完売する場面もありました。

株式会社 サン食品さま

雅幸胤(がこういん)というブランドネームで「京の西京焼」を販売されているサン食品 代表取締役の飯沼 雅浩さま。同社は、「品質に一切の妥協をしない」商品づくりに注力されています。国内では原材料費の高騰が続く一方で、販売価格への転嫁が難しく、むしろ値下げを迫られるケースも。このままでは、商品の値上げも視野に入れないといけないと考えられていた同社では、以前から海外展開のタイミングを模索中でした。

そんな中、当金庫 十条支店の営業担当者が「Kyoto Essence」を案内すると飯沼社長は即座に参加を決意しました。
現地へ飯沼社長と社員が赴き、当金庫の海外販路担当者も販売や多言語のサポートとして同行し、焼き魚を具材としたお弁当の実演販売を行ったところ大好評!
飯沼さまからは、同社の主力商品「京の西京焼」について、来店客を対象に行った魚の好みに関するアンケート調査が「今後の海外販路戦略を練る上で非常に貴重な材料となった」「実際に海外の消費者の声を聞けたことが大きな学びになった」とのご感想がありました。

海外に販路を拡げませんか?

コミュニティ・バンク京信は、事業者さまに合った海外進出・販路拡大へのサポートを提供しています。

▲紹介する事業者さまが利用されたサービスは赤色にしています。

▲シンガポールの展示会(Food Japan 2024)にて鮭とカレイの西京焼きの試食を実施

「最初の一歩が踏み出せない」「言葉の壁が大きくて不安」「何から手を付ければいいのか」など、初めての海外進出に不安はありませんか?当金庫では、海外の百貨店・バイヤーとの打ち合わせ、英語・中国語の翻訳、当日の出展から販売サポートまで、営業担当者と海外販路の担当者が連携し、お客さまを精一杯ご支援します!海外進出をご検討のお客さまはぜひ一度、当金庫にご相談ください。


お客さまの声

株式会社 蔵元中野商店
代表取締役 中野 善之 さま

京信さんの多言語のサポートのおかげで、一番頭を抱えていた「言葉の壁」をクリアできました。今回のシンガポールでの催事では、国内販売よりも売上を伸ばせたことに、満足しています。一方で、シンガポールは家で料理をあまりしないことや酸っぱいものが苦手であることなど、食文化の背景から事前のマーケティング戦略が必要だと感じました。

▲今後、海外販路をされる方へのアドバイスやご自身の事業の展望についてお話していただきました!

株式会社 サン食品
代表取締役 飯沼 雅浩 さま

今回の海外進出は、海外販路拡大に関する課題や厳しさを再認識するいい機会になりました。国内・海外の展示会や市場調査を京信さんがサポートしてくれたおかげで、現地の方に合わせた食材を持っていくことができ、とても助かりました。日本の催事と同様で何度も出展し、商品の周知と現地消費者のファンを増やしていく必要があると実感しました。

▲今後、海外販路をされる方のアドバイスやご自身の事業の展望についてお話していただきました!

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