企業の内在的なニーズにも 目を向けて

京信人材バンクによる人材支援

企業と人材を繋げた京信人材バンクの事例

ノーブルトレーダース株式会社様は1976年に創業され、「食卓を変える 世界を変える」をコンセプトに、洋食器卸売・小売業を営まれています。通販と店頭の2本柱で販売を続けてこられた同社には、日本中に根強いファンがいます。

先代からの事業承継で2017年に社長に就任された辻様は、財務部長の後任探しとブランディングに関する課題を抱えておられました。そのことを知った長岡支店の阪野は、京信人材バンクにこの話を持ち込みました。

財務部長の後任探し:ひとつなぎマッチング

退職した財務部長の後任を探しているが、なかなか良い人材が見つからないというお悩みを聞いた京信人材バンクの新田は、同社を訪問し辻様と面談。「専門的な部署で高齢化もあり、戦略を一緒に立てることのできる人が欲しい」という意向や、そのポジションの重要性から後任を早急に見つける必要があることを伺いました。

そこで新田は、京信人材バンクと連携しており、豊富な人材情報が集まる「京都府プロフェッショナル人材戦略拠点」ならば広い範囲でスピード感を持って対応できると考え、辻様に紹介しました。その結果、紹介から2か月後には大手企業と中小企業で経理・総務の経験がある人材の内定が決まりました。人材の採用によりデジタル化が促進され、業績把握・資金繰り管理が効率化、また人事の経験もあったため、バックオフィスが強化されるという成果も得られました。

       左から
新田、後任の財務部長、辻様、長岡支店長(当時)の影山

自社ブランディング:複業人材マッチング

また、同社では自社製品の開発プロジェクトも同時進行していました。しかし、会社のビジョンや提供価値が具体化されておらず、同社の全社員で共有されていないことから自社のブランディングができず、新商品開発も思うように進まない状況でした。

そこで京信人材バンクの矢野は、複業(副業・兼業)実践者が組織の枠を超えてシェアする「まちのタレントバンク」で社外サポーターとマッチングできないかと考えました。 そのことを同社に提案した結果、社外の複業実践者であるヒューマンフォーラム株式会社に当時在籍されていた大槻様と株式会社MIYACOの仲田様の二人がマッチングしました。

仲田様(左)と大槻様(右)

チームビルディングを得意とするお二人は、早速プロジェクトチームに参加。ブランディングに向けた意思統一を図るためのチームビルディングからはじめ、社員でビジョンを共有するための理念「フィロソフィー」をつくることを提案しました。

大槻様と仲田様は月に数回、同社の社員とミーティングを行いました。一般的に外部コンサルは費用が高いことも多いため、同社の社員の方は当初、半信半疑で警戒心を持たれていたそうですが、発言しなかった社員の方が次第に積極的に発言をするなどの変化が見えてくるようになりました。その結果、企業理念やミッションなどの言語化や再定義、社員コミュニケーション活性化、働きがいの醸成へとつながりました。同社の社員は「今までの外部コンサルのような一線を引いたものではなく、一緒にやりたいという気持ちが見えた」「大槻さんと仲田さんが入ったことで、自社の課題が見えた」と話をされていました。

このプロジェクトを通して作られたフィロソフィーは、経営方針発表会で披露され、同社にとっての自社ブランディングに向けた大きな一歩となりました。

ミーテイングの様子