地域で手を取り合い

コロナ禍を乗り越える

コロナ禍の出口が見えない2020年夏、京都信用金庫 北山・西賀茂の両支店は、食から地域を盛り上げるため、それぞれのエリアの飲食店が手を取り合う「京都北山・西賀茂地域活性化プロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトで議論を重ねる中で構想された地域活性化イベントが、「賀茂n's応援プロジェクト2021〜賀茂にカモン!〜」です。

このイベントは、
・コロナ禍で頑張っている事業者さまを応援したい!
・北山、上賀茂、西賀茂地域の知名度を向上させたい!
・地域の事業者同士のつながりを強化したい!
という想いのもとに企画された、「食」を通じて地域を活性化させるためのフェスティバル型イベントです。

コロナ禍による度重なる延期

しかし、イベント開催までには多くの困難がありました。

京都府の緊急事態宣言を受けて、会場として予定していた京都府立植物園が閉園するなどの事態となり、当初2021年3月に開催を予定していたイベントは、4回に渡り延期されることとなったのです。

クラウドファンディングへの挑戦

イベントは延期となってしまいましたが、北山・西賀茂支店のプロジェクトメンバーは「今できること」を考え、出店を予定していた事業者の皆さまにクラウドファンディングを提案しました。

その名も、「食のスペシャリストがコラボ - 地域の食を伝えたい!」。

このクラウドファンディングでは、両地域の有名店がコラボレーションして生み出すドレッシングなどのリターン品が人気を集め、全国から100万円を超える支援が集まりました。
この資金は、延期となったイベントの運営資金として活用することができ、イベント開催への大きな一歩となりました。

イベント開催に向けて

2022年春、コロナの状況が落ち着き始め、本プロジェクトはイベント開催に向けて再び動き出しました。

なんとかイベントを成功させたいと、プロジェクトメンバーである職員が、自ら会場の使用許可取得や行政での手続きを行いました。
また、イベントに出展いただく事業者の皆さまの魅力をより多くの方に伝えるため、グルメマップを制作するなどの工夫も凝らしました。

そして、北山・西賀茂支店やその近隣店舗では、店頭ロビーにご案内チラシを設置し、ご来店されたお客様にイベントの告知を行いました。

コロナ禍を乗り越え、ついに開催!

そして2022年5月28日、イベントはついに開催に至りました。
当日は天候にも恵まれ、汗ばむ陽気のもと、地域の住民をはじめ、多くの方にお越しいただきました。

お昼ごろには長蛇の列ができるお店や、用意していたお弁当が売り切れてしまうお店も続出し、追加搬入する姿も見受けられました。
また、マジックショーや人形劇には、小さなお子さま連れのご家族も多くいらっしゃいました。
事業者さまの中にはこのようなイベントへの参加が初めてという方も多く、お店や商品を知ってもらえる機会になったとともに、地域の事業者同士のつながりができたと、喜びの声をいただきました。

サポータースタッフとして参加した当金庫職員

事業者さまの声
イタリア料理店ビリキナータ
オーナー 齊城庸平さま

今回の出店が新商品「ほうじ茶チーズケーキ」を作るきっかけになりました。会場では「お店に行ったことがあるよ」とお声かけいただいたりして嬉しかったです。会場で直にお客様と対面することで、その反応を見ることもでき、お店を広く知ってもらえたと思います!

ご来場者さまの声
田中さま ご夫妻

普段、近くてもあまり行くことがない植物園での開催というのが良かったです。近所でありながらまったく知らなかった北山界隈のお店を知ることができました。会場で知り合ったお花屋さんは自宅の近所であることがわかり、今もよく利用させてもらっています。とても良い催しでした。

担当者の声
北山支店 堀江隆也

紆余曲折を経て北山・西賀茂支店の長年に渡る思いを実現できたこと、会場が多くの笑顔に包まれていたことに感激しました。140名を超える事業者さまと、当金庫職員が力を合わせて一つのことを成し遂げられたことが、何より素晴らしかったと思います。私自身、行政関係の手続きなど、本業では経験できないことに携わることができました。今回のプロジェクトでできた各事業者同士の関係性を強化し、地域の未来につなげていきます。

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