「作り手」から「経営者」へ

事業承継直後の社長をサポート

アトツギに寄り添う営業マン、新商品の販路拡大をサポート!

お取引先のむ津美製菓株式会社 三好さまと、京都信用金庫 営業担当の河原のストーリーをご紹介します。
お菓子の作り手として製造部門を担ってきた三好様は、自社商品「京まかろん」を開発。また、その後に事業を承継し後継者となられました。三好さまの「事業承継」と「経営者として視座を高める取組」に寄り添った河原。
インタビューでお話いただいたお客様の生の声をお届けします!

「おいしいもので人を笑顔にしたい―――」お客様の想いを形に

む津美製菓 株式会社
代表取締役 三好 健太さま

作り手から経営者へ事業承継を進めていくタイミングで、以前よりうちの会社を担当してくれていた京信の河原さんと初めて会いました。私はずっと作り手だったので、会社の財務には 関わっておらず知識がありませんでした。河原さんはそんな私に、定期的に時間をつくって決算書の見方から経営の仕組みなどを理解できるように教えてくれたのです。事業承継に関しても、河原さんは先代の奥さんと私と一緒に話し合いを重ねてくれたので、円滑に進みました。

経営者としての責任感を感じるとともに会社の発展のためにも、職人の頃とはまた違った幅広い知識や経験が必要だと思うようになりました。その旨を河原さんに話すと「自社商品をご自身の手で販売してみませんか」と、京信本店のポップアップストア出店を提案してくれました。

受注生産を行う当社にとっては未知の領域でしたが、これまでになかった取組に挑戦することで新たな視点が得られる機会となりました。私の想いを汲み取り、具体的な方策を立ててもらえたことが嬉しかったです。

 

経験から生まれた自信

出店は3日間で、売上は好調でした。実は河原さんの勤務する吉祥院支店でも模擬出店させてもらっていたので、事前練習ができていたんです!

キャッシュレス決済の導入や、商品陳列方法なども吉祥院支店の皆さんから提案いただき大変助かりました。そして何より、お客様の「おいしかったのでまた買いに来ました!」などの声を直接聞けたことが自信につながり、おいしいものを世に提供できる喜びを改めて感じることができました。

ポップアップストアは大盛況!

その後も自動販売機での販売方法のほか、果物卸売り業者さんや紙袋を作るデザイン会社を紹介いただくなど、河原さんは今もとことんサポートし続けてくれています。

ドラマでしか見たことがなかった金融機関の営業マン。関わってみると、とっても温かい存在でした。

吉祥院支店内でプロジェクトミーティングを実施!


担当者の声

京都信用金庫 吉祥院支店
河原 史優

今回、私達の存在意義ともいえる本業支援を通し企業の発展に資することができ、働く意義や、やりがいに繋がりました。

店舗全体で知恵を出し合うことで商品配置や決済方法等、より細やかで幅広い視野を持ってサポートできたのではないかと思います。

今後も一番の相談相手でいられるよう伴走させていただきたいと思います。

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