新鮮多彩なアイデアで

事業者の挑戦を支援する

食品開発に挑戦する食品加工機械メーカーへの本業支援!

大阪府守口市に本社を構える株式会社 ザ鈴木さまは、海苔の切断、焙焼、包装を行う機械装置を中心に、果物・野菜をカットする機械装置や水産養殖事業者向けの魚餌計量機、活〆機など、様々な食品加工の機械を製造・販売されています。

そのように食品事業者からの受注生産を軸としていた同社ですが、2020年からのコロナ禍における外食や食料品の売上げ減少によって、食品業界では新商品の開発スピードが落ち、同社への受注も停滞。このままではいけないと考えた鈴木社長は、先に一般消費者向け食品の商品開発を自社で行い、それにマッチする製造機械を製造・販売していく営業スタイルへ変えていこうと考えました。

しかし、一般消費者向け食品の新商品を開発するためには、まずは整った環境が必要不可欠でした。

そんな同社の抱える悩みを知った当金庫守口支店の担当職員は、食品の開発・研究をする環境を実現するために、事業再構築補助金をご案内し、その資金を活用して「商品開発室」を新設しました。

担当職員は、補助金の申請から採沢までをサポートし、これを機に同社の機械装置を活かした新商品の開発・研究が一気に加速しました。

本業支援システムの活用で、商品開発をアシスト!

その後、守口支店 支店長の塚田によって、当金庫の支店を超えて巻き込んだ職員メンバーによる社内プロジェクト「食品提案プロジェクト」がスタートします。

塚田はプロジェクトの中で、社内チャットや担当事業者の課題解決のため、全職員に知識やアイデアを募集するビジネスマッチング掲示板など当金庫の本業支援システムを活用し、新商品開発に向けて多くの意見を集めました。さらに、後輩職員を連れて同社の商品開発会議にも参加し、多様な意見が商品開発に反映されるよう試みます。

また、当金庫の社内ベンチャー事業である「京信人材バンク」との連携で、「食」に関連する知識のスペシャリストであるフードコーディネーターの人材も紹介するなど、新商品開発のために多種多様なアプローチで鈴木さまに協力。当金庫のネットワークを最大限活用することで、全店舗の職員からの知識やアイデア、異なる世代からの意見を用いて同社の新商品開発を手助けしました。

塚田の既成概念に捉われない新鮮で多彩な提案は、鈴木社長が求めるこれからの時代にマッチしたアイデアであり、大変喜んでいただきました。

事業者さまの声
株式会社 ザ鈴木
代表取締役社長 鈴木栄一さま

提案のスピード感と協力的な姿勢に心を打たれました。また、これからの時代は若い人の発想力やおもしろいアイデアが重要なキーになってくると思いますが、そのような意見を沢山いただけたことは本当に有り難かったです。塚田支店長には愛しか感じないですね

担当者の声
守口支店 支店長 塚田英城

社長への色々な提案を通じて私達京信の熱意や想いが伝わり、新規事業に対する勇気付けになったと思います。どこまでも寄り添い事業者さまの良きパートナーになるという強い使命感を持ち、このようなエピソードをもっともっと増やしていきたいなと思います。

当金庫は、これからもお客さまの悩みに共感し、課題解決をめざした支援活動に取り組んでまいります!

事業への伴走支援 その他の事例 PROJECTO METHOD