地域をこえて

「食」をつなげる

祇園祭に賑わう2023年7月25日、食の商談会「FOOD COLLABO LABO 2023 in KYOTO」を開催しました!

京都信用金庫と京都北都信用金庫さまがコラボレーションして開催するこの商談会の目的は、地域をこえたマッチングを生み出すことでビジネスをサポートし、新たなイノベーションで地域を盛り上げること。

京都北都信用金庫のお取引先である京都府北部の生産者(農業、水産業、畜産業、一次加工品製造業など)と、当金庫お取引先である京都市内を中心とした事業者(小売店、飲食店、宿泊施設など)が一堂に会し、たくさんの新たな出会いが生まれました。

京都府北部の生産者がQUESTIONに集結!

コロナ禍による延期や開催見合わせを経て約3年ぶりの開催となったFOOD COLLABO LABO in KYOTO。「2023」は同商談会としてはじめて、共創施設QUESTIONが会場となりました。

QUESTION(京都市中京区)

商談会のメイン会場は、8階のコミュニティキッチン「DAIDOKORO
10の生産者が出展した会場には、色とりどりの野菜、京都府北部名産の丹波栗、日本海の鮮魚、地元の食材を使用した加工品などがずらりと並び、さながらお祭りのような雰囲気に。

そこへ訪れた事業者の皆さまは、普段なかなか目にする機会がない生産品を前に真剣な表情でブースを回られ、「どれくらいの量を供給できるのか」「配送方法は」「加工する前の原材料を仕入れさせてもらえないか」と、熱の入った交渉が行われていました。

また、会場はその名の通り調理設備を完備しており、生産者がその場でカットした野菜を展示したり、試食・試飲を通じて商品の魅力を伝えたりと、これまでのFOOD COLLABO LABO in KYOTOにはなかった様子も多く見られました。

なかには「今後の取引を真剣に考えていきましょう!」と意気投合する生産者・事業者もおられ、今後の展開が楽しみな商談会となりました!

1階の展示にはメディアも注目!

商談会当日、QUESTIONの1階、企業や起業家が自分たちの商品やアイデアを発信する場であるチャレンジスペースでは、京都府北部地域の3社がクラフトビールを展示しました。いずれも、クラフトビールの生産を通じて地域を活性化させたいという熱い想いをもつ生産者です。

各ブースには、8階での商談を終えた事業者の方や一般の方など多くの来場者が訪問。それぞれのビールの特徴創業にかける想いなどに耳を傾けて、飲食店での提供を検討したり、スマートフォンでネットショップを見たりされていました。

そんな3社の取組にはメディアも注目し、商談会当日の様子がテレビのニュース番組で放映されました。さらに、出展企業のなかの一社、与謝野町でクラフトビールの生産を通じて環境問題の解決雇用の創出に挑戦する株式会社ローカルフラッグさまは、後日約3分間にわたってニュース番組で特集されることとなり、商談会を通じて自社PRの機会を広げることができました。

▼ローカルフラッグさまが特集されたニュース番組はこちら

「テレビ大阪ニュース」の公式YouTubeチャンネルの動画です。
※動画は予告なく削除される場合があります。

二つの信用金庫が手を取り合って、京都府北部と京都市内をつなぐ食の商談会、FOOD COLLABO LABO in KYOTO。
京都信用金庫ではこのような取組を通じて、地域の一次産業の活性化や企業の事業支援、そして地域の活性化と社会課題解決に取り組んでいます。

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