当金庫は、越境ECサイトへの商材掲載支援やオンライン商談会の開催などにより、取引先企業の海外への販路開拓を支援しています。
今回、日本の中小企業の海外展開を支援する菱沼貿易株式会社との共催で、「日本からライブ配信 シンガポール消費者へ直接届ける越境型ライブコマース」を共創施設QUESTIONで開催しました。
この取組は、現地でライブコマースサイト「Japan Live SHC」を運営するSINGAPORE HOME COOKSとコラボし、取引先企業が扱う商材のシンガポールへの販路開拓とブランディングを支援するために実施しています。
ライブコマースとは
SNS などでライブ配信をしながら商品を紹介・販売する手法のこと。商品を紹介する配信者と、それを視聴する視聴者が双方向でコミュニケーションできます。従来からの EC サイトでは難しかったリアルタイムでのやり取りが可能となったことで、視聴者の質問などにもその場で応答でき、また、商品のディティールを伝えることができるのも特徴です。
「越境型ライブコマース」の特徴
海外展開をお考えの中小企業や事業者さまにとって大きなハードルとなるのが、国際輸送にかかる費用や貿易に関する知識です。
「越境型ライブコマース」は、
①初期費用ゼロ ②発送までを日本人スタッフがサポート ③貿易知識不要
という3つのポイントで、出品される事業者さまの負担を軽減しているため、ライブコマースではじめて海外輸出を行う事業者さまも安心して挑戦していただけるのが特徴。
「近い将来、海外展開を考えているけど、反応が分からない」といった不安や疑問に自らチャレンジすることで、答えを見つけることができます。
QUESTIONでのライブ配信
2023年8月に行われた第1回 越境型ライブコマース では、お菓子や缶詰、レトルト食品、雑貨などが23社から出品されました。
1社の持ち時間は30分でしたが、各社の自慢の逸品に視聴者も興味津々で、出品者には思いもよらない質問が飛び交い、持ち時間オーバーになる出品者が続出。その名の通りライブ感にあふれ、会場は大いに盛り上がりました。
参加事業者さまの声
有限会社 斗六屋
代表取締役 近藤 健史さま
弊社は、創業97年の甘納豆専門店です。弊社の商品は植物性でアレルギーの原因食物がほとんどないため、海外でも需要があるのではないかと期待し、今回のシンガポール向けライブコマースにチャレンジしました。
海外向けと聞くと、発送など手続きがややこしいのでは?という懸念がありましたが、運営をしている菱沼貿易株式会社の倉庫に送る形式だったので、通常の商流と同様でやりやすかったです。
ライブコマースは生放送なので緊張しましたが、その分リアルタイムで質問や反応があるのが面白かったです。
第2回越境型ライブコマースの出品業者募集中!
配信日:2024年1月26日(金)~1月28日(日)
配信場所:QUESTION、出品業者の事業所
募集期限:2024年1月10日(水)
募集対象:シンガポールでのテストマーケティングをしたい方、シンガポールでの売上を作りたい方、海外販路拡大に興味のある方
※菱沼貿易株式会社とライブチームによる事前審査があります。
ぜひお申込みください!
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