東向日支店とお取引をいただいている、焼き菓子専門店「Mi caféタルト」は、京都府向日市にあるまちのケーキ屋さん。
人気No.1のモンブランタルトをはじめとする、タルト各種にサブレやシフォンケーキなど美味しい焼き菓子が揃っています。
店主の美河さまは幼少期からお菓子作りが大好きで、子育てをしながらお菓子教室に通っているうちに、いつしか自分のお店を開きたいという想いを持たれました。そして2021年5月、ついにその夢が実現しオープンしたのが、Mi caféタルトです。
お店のピンチを救う ~最初の贈り物~
オープンから半年が過ぎたころ、ケーキ屋さんにとって一番の繁忙期であるクリスマスを目前にして、大きな問題が生じました。
長雨の影響で、クリスマスケーキには欠かせない「いちご」を必要量確保できないということが判明したのです。
すでにたくさんの予約注文が入っており、店主の美河さまは困り果てておられました。
そんなとき、美河さまに声をかけたのが、東向日支店長の水谷でした。美河さまのお悩みを聞いた水谷は、SNSなどで近隣の農家を探し、必要量のいちごを確保しようと奔走したのです。
しかし、一年で一番「いちご」の需要がある時期ということもあり、仕入れ先探しは難航しました。
それでも「美河さまのお役に立ちたい」と諦めなかった水谷は、一縷の望みをかけて、面識のあるスーパーマーケットの店長に連絡。すると奇跡的に、美河さまが希望する量のいちごを確保することができたのでした!
東向日支店長の水谷
おいしいタルトを守るために ~2つめの贈り物~
2つめの贈り物は、ビジネスマッチングのご提案でした。
美河さまは当時、季節のフルーツである紅玉リンゴ・柑橘類・ミントなどを小ロットで仕入れ可能な先をお探しでした。このお悩みに対し営業担当者の宮地は、フルーツの仕入先として京都の老舗果物屋さんをご紹介。
また、タルトの生地づくりは家族で深夜まで作業しており、「人手不足」も深刻な課題となっていることも伺った宮地は、この課題に対してもビジネスマッチングをご提案。タルト生地の製造を依頼できる先として、主婦と個人事業主という二つの顔で活躍されている方をご紹介し、見事成約に至りました。
このマッチングにあたっては、製造物責任法(PL法)にも対応した請負契約書の作成もサポートし、株式会社京信保険サービスと連携して事業のリスク対策も行いました。
便利とつながりを ~3つめの贈り物~
さらに、宮地は向日市創業支援補助金の活用をご提案。これにより、お店の日よけテントと壁掛けを設置することができました。
加えて京信本店のポップアップストアへの出店もご案内し、当日はブースで一緒に販売しながらお店を紹介したり、アンケート調査を実施して、お菓子を食べた方の感想を集計してお渡ししたりしました。
宮地は、経営におけるバックオフィスの面でも美河さまをサポートしました。
ビジネス用のクレジットカードをご紹介して経費管理の効率化を実現し、カード決済ができる仕入先と繋がったり、マイルが貯まったりといったメリットを感じていただくことができました。
そして、確定申告の際には当金庫のネットワークを活用し、税理士をご紹介。スムーズな手続きができたと喜んでいただきました。
ご家族のしあわせのために ~4つめの贈り物~
宮地は、美河さまのご家族のしあわせづくりに向けたご提案も行いました。
まず、長女のちひろさま。母であり起業家でもある美河さまを間近で見ていて起業意欲が芽生えられたちひろさまに、宮地は起業家セミナーをご案内し、起業に向けた知識を身に付けていただくことができました。
また、美河さまのご主人の倫浩さまには、住宅ローンの見直しをご提案。団体信用生命保険や金利などの面で見直しを行った結果、大変ご満足いただけました。
お客さまの声
Mi caféタルト
店主 美河 知代さま
京信さんには、仕事のことから家族一人ひとりに関することまでサポートしてもらい、とても助かっています。
最近ではQUESTIONで開催されたイベント「向日・洛西いいもの体験フェス」に出店させてもらい、卵やいちごの仕入先と出会い、新たなお取引を始めることができました。
担当の宮地さん、支店長の水谷さんに出会えて本当に良かったです。
担当者の声
京都信用金庫 東向日支店
支店長 水谷 透
長年の夢を叶えられた美河さまを応援したい、事業の発展に貢献したいという想いでサポートさせていただきました。
今後は、カフェをオープンするという目標をお持ちの美河さま。
引き続きご事業の面でもくらしの面でもお客さま目線で親身に支えていきたいと考えています。
京都信用金庫 東向日支店
宮地 隆弥
美河さまご一家はお互いの夢を応援し合う、仲睦まじい姿が印象的なご家族です。
これまで困ったことがあれば、家族内で相談し合い解決されてきましたが、事業を拡大させていくためには第三者の協力が必要だと感じ、担当者として課題解決をお手伝いさせていただきました。
今後も、東向日支店全体でお客さまの夢に伴走できればと思います。