年齢や肩書にとらわれず

自身の価値観をアップデート

コミュニティ・バンク京信の共創施設であるQUESTIONは、一人では解決できない「?(問い)」に対して、さまざまな分野の人たちが集まり、みんなで答えを探しにいく場所です。
地域の方や事業者さまの交流の拠点となるこのQUESTIONは、多くの人が気づきや出会いを経験し、地域の課題解決やイノベーションにつなげることを目指しています。

今回は、このQUESTIONで開催されたイベント「ジェネコネ~ジェネレーション・コネクト~」についてご紹介します。

学生×社会人の交流会

皆さま、このように感じたことはありませんか?
「学生のフレッシュな考えを取り入れたい!」「社会人とフランクに話せる場所が欲しい!」「何か新しいことを始めたい!」 
そのような皆さまの"声"にお応えするために、2023年からQUESTIONとNPO法人 グローカル人材開発センターの共催で開催しているのが「ジェネコネ」です。

このイベントは、社会人と学生が肩書を気にせずフラットな立場で対話することで、新しい価値観を得たり、視野を広げたりすることを目的としています。
5回目の開催となる今回のジェネコネは「未来についてゆるく考え合う場」「きっかけとなる場」をテーマに開催し、社会人12名、学生16名の参加者が集いました。

折り紙を使ったアイスブレイク

イベントではまず参加者を4~5人のグループに分けて、アイスブレイクを実施。
その内容は「3分間に折り紙のツルを何羽折れるか」をグループごとに競い合ってもらう、というもの。どのグループも相談したり、教え合ったりして、コミュニケーションをとりながらツルを折っていました。

意見交換「トークタイム」

アイスブレイクで参加者同士が打ち解けたところで、メインプログラムである「トークタイム」を行いました。
トークテーマは「幸せと豊かさってなに?」「将来の夢の見つけ方、叶え方」「学校の新しい科目を考えるなら?」など全部で5つです。各グループで担当のテーマについて話し合っていただき、どのグループでも白熱した意見交換が行われました。

ディスカッションは、グループのメンバーを変更しながら2回実施。
別のメンバーで話し合う場を設けることで新しい交流が増えるだけでなく、新しい意見を吸収したり価値観を広げたりすることでがきます。
最後には、各テーマで話し合ったことを模造紙を使いながら共有していただきました。参加者の皆さまがテーマについてさまざまな意見や考えを共有し対話されたことが、文字で埋め尽くされた模造紙からも伝わってきました。

会場ではイベント終了後も参加者同士でコミュニケーションをとる様子が見られ、世代を超えた新しいつながりが多く生まれる時間となりました。

当金庫は今後も、多様な立場や世代が交流する場を提供することで、新しい価値観や視野の広がりを生むきっかけ作りに努めてまいります!

参加者の皆さん


お客さまの声

社会人の参加者
河村 翔さん

4月に大学と高校の教員になり、学生と触れ合う機会が多いという話をQUESTIONの伊東さんにお話をしていたことがきっかっけで、このイベントにお誘いいただきました。

普段は「教師」と「生徒」という構図が前提にあり、コミュニケーションの距離感が難しかったり、見えない壁を感じたりするのですが、このジェネコネは肩書や年齢が一切関係なく、フラットな関係で学生の方と対話ができました。普遍的なテーマについて、多くの人の考えを聞くことができましたし、何より話す時間が25分もあり、「皆さんとしっかり話したな」と実感できて良かった思います。

世代や立場の近い方としっかり交流ができて満足度の高いイベントになっているので、これからも多くの大人や学生の方に、参加していただけたら嬉しく思います!オススメです!

学生の参加者
西村 妃委那さん

【学生時代に頑張ったこと】ってなんだろうって考えたときに、「自分には何もないんじゃないか」「何もアクションを起こせていない」って焦っていました。そんな時に、QUESTIONのインスタグラムでこのジェネコネを見つけて、飛び込んでみようと思いました!

ジェネコネに参加して、本当に多くの方とお話をすることができました。焦っていた私に対して「十分アクションを起こしているよ!」と仰ってくださる方や、前を向けるような言葉をくださる方に出会えて、私の未来が変わったように感じます。

このジェネコネがきっかけで、数え切れないくらいの経験をさせていただいて「こういう風に仕事ができたらいいな」って理想像ができましたし、社会との関わりも持つことで、凄く充実している日々を過ごせているなって感じています。


職員の声

コミュニティ・バンク京信
QUESTION
 伊東 莉加子

毎日多くの方が出入りするQUESTIONで、世代を超えた繋がりが作れればと思い、ジェネコネを開催しています。
また、ジェネコネは新たな一歩を踏み出したい学生や社会人の「きっかけの場」でありたいと考えています。学生だから、社会人だからと肩書に縛られないフラットさの中で、参加いただく方々がありのままでいられるあたたかい場作りを心がけています。

QUESTIONでは、ジェネコネに限らず、学生と社会人がフランクに交流出来るイベントを多く開催しています。こうしたイベントが更なるご縁をつなぐきっかけとなるよう、日々活動してまいります。

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