金融とSDGs

親子で作ってまなぶ

「おかね×科学!?京都信用金庫でものづくり」

夏休みの真っ只中、QUESTIONで「お金」と「SDGs」のワークショップを開催!参加した子どもたちの真剣な表情と、親御様と一緒に楽しそうに笑う声で、QUESTIONは活気に溢れました。

壬生支店取引先のつくるまなぶ京都町家科学館様は、「未来を楽しく生き抜く"未来力"を育む」をテーマに、子ども向けにSDGsを通じたものづくりと科学を組み合わせた体験型イベントを開催しています。

同社は、日常生活にある"もの"の価値観を変化させることを目的として、「お金」と「科学」と「SDGs」を組み合わせ、持続可能な社会を作るために必要な素材や道具、環境、社会を手を動かしながら学ぶことができるイベントを企画。

そこで、「お金」に関するセミナーなどを開催している当金庫とコラボレーションし、「ものづくり」から「お金」と「付加価値」について親子で作りながら学ぶ体験型ワークショップ「おかね×科学!?京都信用金庫でものづくり」を開催しました。

「貯金箱をつくっておかねをまなぶ」

当金庫がこれまでお客様向けの様々なセミナーでお話してきた4つの穴の貯金箱と「SDGs」を組み合わせたワークショップ、「貯金箱をつくってまなぶ〜木のこととお金のこと〜」。

このワークショップでは、4つの穴の貯金箱は「使う」「貯める」「増やす」「譲る」の目的を持った貯金箱であり、お金を貯めるときに目的別に分けることを説明。その後、子どもたちに枠や箱、紙粘土を使用して貯金箱を制作してもらいました。貯金箱が完成したら、飴をお金に例えて4つの穴のどこに入れるのか考えてもらい、理由と一緒にみんなの前で発表。「いつ使うのか」「何に使うのか」を自分で考えることが、お金の管理トレーニングになります。また、使用した素材は全て木でできており、「なぜ木が使用されているのか」を考えてもらうことでSDGsについても学んでもらいました!

「オリジナルグラスをつくって付加価値をまなぶ」

銀行の役割の一つ「融資」とグラスをオリジナル加工することによって生まれる「付加価値」を組み合わせたワークショップ、「オリジナルグラスをつっくてまなぶ〜素材の違いと付加価値~」。

このワークショップでは、銀行の役割の一つである「融資」を体験してもらいました。子どもたちは銀行でお金を借り、材料屋さんで材料を購入。グラスにデザインを彫刻することで「付加価値」を加え、買取屋さんに値段を付けてもらい買い取ってもらった後、銀行に返済をしていただきました。返済して残ったお金で飴をプレゼント!グラスにオリジナルデザインを加えることで、物の価値が上がり「買いたい!」という気持ちを生み出す一工夫が「付加価値」になることを知っていただきました!

この2つのワークショップは、同社と当金庫の共同企画により生まれた新しいプログラムです!親子で自分たちの手を動かしながら「お金」「SDGs」について学んでいただくこと、またワークショップを通じて子どもたちには「新しく知る・考える・発表する」を経験していただきました。

参加された親御様は「こども園でお金の勉強をしていて、今日のイベントに興味を持ちました」「お金について家で教えるのは難しいと思って、良い機会だったので参加しました」など、子どもにお金の教育をしたいという参加理由をお持ちでした。参加した子どもたちからは「楽しかった!来年も参加したい!」「お金について考えるのは難しかった」などの感想をいただきました。

京都信用金庫は事業者様や地域と連携し、子どもたちのお金やSDGsなど社会について学ぶお手伝いをしてまいります!

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