若い世代のアイデアと

伝統産業「和紙」でつくる御朱印帳

老舗企業 × 芸術大学「御朱印帳プロジェクト」

京都の老舗和紙加工メーカーである株式会社コードさまは、色紙や書道用紙、和本、扇子など、多種多様な和紙加工品を製造されており、同社の製品は日本全国で販売されています。

そんなコードさまの代表取締役 神門 素子さまには、ある想いがありました。それは「日本の伝統産業で、大切な文化である和紙の良さを、若い世代にも知ってもらいたい。そのために若い人のアイデアを取り入れることはできないか。」というものでした。
このストーリーは、そんな想いを聞いた当金庫 北伏見支店の営業担当の中村が、何かお手伝いできることはないかと動き出すところから始まります。

プロジェクト発足

中村は早速、神門さまから聞き取った想いを支店の同僚と共有し、プロジェクトを発足させました。
そして中村を中心としてプロジェクトミーティングを重ねる中で、「当金庫では、過去にも産学連携で企業の新しい展開をサポートした事例がある。今回も、芸術系の大学とコラボして何かできないか。」というアイデアが発案されます。

「このアイデアならば神門さまの想いを実現できるかもしれない!」と直感した中村は、すぐさまビジネスマッチングや産学連携などによる事業支援を専門とする部署・企業成長推進部に相談。同部署からのアプローチにより、京都市立芸術大学さまとのマッチングを実現させることができました。

御朱印帳のデザインコンペを開催

当金庫が接点となったマッチングの後、双方の担当者の方が打ち合わせを重ねられ、「学生向けに御朱印帳デザインを募集し優秀作品を商品化する」というプロジェクトのゴールが決定しました。

その後、「京芸御朱印帳デザインコンペ」と題した作品募集が開始されると、12名の学生さまから15作品の応募がありました。
応募作品はどれも甲乙つけがたいものでしたが、コードの社員さまによる投票と、当金庫職員を対象に実施し1,200名以上の回答があったアンケートの結果をもとに、優秀作品3点を選出。それぞれ個性の感じられるデザインがあしらわれた御朱印帳が出来上がりました。

アンケート結果をまとめて資料としてご提供
(左:株式会社コード 神門さま、右:北伏見支店 中村)
学生のデザインをあしらった御朱印帳
(左より)受賞者の学生3名、北伏見支店 中村、株式会社コード 神門さま

さらに後日には、当金庫の共創施設であり、アートをテーマにした街づくりを目指す拠点「QUESTION梅小路」で、優秀作品に選ばれた学生さまを表彰する「授賞式・贈呈式」を開催。自身がデザインした御朱印帳をプレゼントされた学生さまの笑顔が印象的な式となりました。

神門さまから学生さまへ御朱印帳が贈呈されました

今回のプロジェクトで完成した御朱印帳は、株式会社コードさまが運営される各種ネットショップにて購入することができます(2023年3月14日現在)。

▼株式会社コードさま公式webサイトはこちら
https://kodo-kyoto.jp/


お客さまの声
株式会社コード
代表取締役 神門 素子さま

当社を担当いただいている中村さんと私のちょっとしたお話から始まったこの企画は、当社としても初めての試みだったので、本当に応募が来るのか不安がありました。けれども、最終的に12名15作品のご応募をいただくことができ、どれも素敵な作品で選ぶのが大変でしたが、京都信用金庫の職員さま1200名超の方々にもご協力いただき、3作品を選出することができました。
今回、ご応募いただきました学生の皆さま、京都市立芸術大学事務局の皆さま、京都信用金庫の皆さまなど、たくさんの方のご協力をいただき、「京芸御朱印帳デザインコンペ」を執り行うことができました。ありがとうございました。

担当者の声
北伏見支店 中村 彰吾

神門社長の「若い人のアイデアを取り入れたい」との一言からこのプロジェクトは始まりました。支店・本部を交えてアイデアを出し合い、京都市芸術大学さまにもご協力いただけたことで、お客さまのご期待以上のプロジェクトになったのではないかと思います。
初めは学生さまからデザインの応募がなかったらどうしよう?という不安もありましたが、無事15作品の応募があり、また当初は予定していなかったQUESTION梅小路での授与式も開催することができました。
神門社長からの感謝のお言葉や、応募いただいた学生さまの喜びのお声もあり、このプロジェクトを企画して本当に良かったと思いました。引き続きお客さまの何気ないお言葉にも耳を傾けながら営業活動をしていきたいと思います。

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