京都信用金庫と京都市は2021年6月、「多様な主体の協働による社会課題・地域課題の解決に向けた連携協定」を締結しました。
この連携協定は、共創施設「QUESTION」にて地域のあらゆる主体が参加する「タウンミーティング」を実施することを基軸として、官民が連携し、様々な社会課題・地域課題を解決していくことを目的としたものです。
「宝が池公園の未来」を考えるタウンミーティングを開催
2023年1月、この連携協定にもとづく8回目のタウンミーティングとして、「宝が池公園の柔軟な公園運営に向けた交流会」がQUESTIONにて開催されました。
この日は、宝が池公園の周辺地域で活動されている方を中心に、企業経営者、社会貢献活動のプレイヤー、行政職員、学生や子ども、そして当金庫の職員など、多様な主体が30名以上参加。
2022年11月に宝が池公園で開催された、“未来の公園の見本市”をテーマにしたイベント「…だから、宝が池。」の振り返りに始まり、宝が池公園を地域の課題解決や価値向上に活用する方法について、熱い議論が交わされました。
タウンミーティングが、地域の未来を考えるきっかけに
参加者からは「イベント当日は普段の何倍もの方が来場され、はじめて宝が池公園を訪れたという方も多かった」「子どもも楽しめるイベントだった」といった声があった一方で、「もっと地域の人が関われる仕組みづくりが必要」「参加者同士の交流の場がなかった」といった課題も提起され、公園という地域資源の今後について考える機会となった様子でした。
そして最後に、この交流会の名称が「多様な魅力があり、訪れる理由(=だから)もさまざまな宝が池公園に彩りを添える」という意味を込められた「…だから、宝が池。」に改められ、今後も継続的に活動していくことを誓い合って終了となりました。
当金庫では今後も行政や地域の企業・団体等と連携し、QUESTIONでのタウンミーティングを基軸とした地域活性化や地域の課題解決に取り組んでまいります。